
2025-05-19
「プロティアン印刷」をCITE JAPAN 2025にて発表。化粧品容器の印刷表現に革新を。
2025年5月14~16日(水‐金)にて、開催されました化粧品産業技術展「CITE JAPAN 2025」にて、全周対応型のシルク印刷技術「プロティアン印刷」を初公開し、業界関係者から大きな注目を集めました。
「 プロティアン印刷 」とは -新時代の印刷表現を可能にする技術-
「プロティアン」は、ギリシャ神話の海神・プロテウスに由来する言葉で“変化し続ける” “変幻自在な”という意味をもちます。その名の通り、従来シルク印刷では困難とされてきた曲面や全周への印刷を、1工程で美しく仕上げることが可能となった、まったく新しい印刷方式です。
HATA独自の化粧品容器設計と専用開発された印刷技術の連携によって実現したこの技術は、従来の「印刷範囲に制限がある」という常識を覆す、表現の自由度を飛躍的に向上させます。
-技術特徴と化粧品容器への可能性-
- 全周印刷へ対応¦角型、楕円、曲面ボトルへ360°印刷が可能。
- 印刷工程の短縮¦従来の多面体印刷工程に比べ、簡略化が実現。
- 既存インク対応¦熱乾&UV どちらのインクにも対応可能。
- 表現の可能性拡大¦複雑なデザインへの対応も可能性拡大中。
- 更なる変形容器への適応 ¦不可能とされてきた容器印刷が可能に。
CITE JAPAN2025でも大反響 -角ボトル/楕円ボトルへの応用例-
展示会(CITE JAPAN2025)では、HATAが手掛ける各種新製品にプロティアン印刷を施したモックアップを展示。中でも、R1°の角ボトルや楕円ボトルへの全周印刷事例は、デザイン力/表現力の高さから多くの来場者注目を集めました。
今後のHATAの姿勢
「 プロティアン印刷」は現在、パートナー企業との連携による量産対応の構築を進めています。印刷品質についても、密着テストや耐アルコールならび恒温槽試験を順次実施し、実用性と量産性ともに高めていく予定です。HATAでは、この技術を「化粧品業界の新たなスタンダート」として育てていくべく、今後もオープンな姿勢で、取り組みを進めてまいります。
お問い合わせ・サンプルご希望の方へ
「プロティアン印刷」のサンプルは、現在数量限定でのご案内となっております。
ご希望の方は、HATA営業担当より直接ご説明・ご紹介させて頂きます。下記、お問い合わせ先までご連絡ください。
→ [ご相談・お問い合わせ] ←
今後も皆さまのブランドづくりに寄り添えるパートナーとして、製品開発に励んでまいります。
引き続き、ご愛顧のほど、よろしくお願い申しあげます。